
雑談がおもしろい人、つまらない人
渡辺 龍太
PHP研究所 / 2020-01-21
この本について
雑談って、嫌われたくない気持ちが勝ってしまって、つい正解を探しにいきますよね。相手の反応を読み違えて沈黙が生まれたり、「何を話せばいいんだろう」と焦ったり。僕もずっとそんなタイプで、会話がうまい人との違いがわからないまま、場数だけ踏んでごまかしていました。 この本がおもしろいのは、「雑談を盛り上げる技術」というより、「相手のキャラクターを理解する視点」を教えてくれるところです。たとえば、相手が自発的に出してきた情報に乗ること。感情から話すこと。小さな共通点に気づいたら“私もです”と返してみること。どれも派手じゃないのに、実際にやってみると会話の温度が変わるのを感じます。そして、めんどくさい相手に出会ったときほど、次の雑談の材料になったり、懐に入ると味方になってくれるという視点は、自分の中の“構え”を少しゆるめてくれました。 結局、雑談は情報交換ではなく、お互いのキャラクターを確かめ合う時間なんだなと腹落ちする一冊です。会話に苦手意識がある人よりも、「相手の反応に振り回されて疲れがちな人」にこそ刺さると思います。僕と同じで、雑談を真面目に考えすぎてしまう人には、特に。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
読書の順序
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