
ビッグ・クエスチョン 〈人類の難問〉に答えよう
スティーヴン・ホーキング and 青木 薫
この本について
仕事や日常に追われていると、ふと「自分が今やっていることって、宇宙規模で見たらどれくらい意味があるんだろう」とか、「死んだらどうなるんだろう」といった問いが頭をよぎる瞬間がありませんか。考えても答えは出ないし、そもそも考えていいのかすら分からない。でも無視すると、どこかに小さなモヤモヤだけ残る。僕もそのタイプです。 ホーキングの『ビッグ・クエスチョン』は、そのモヤモヤを「片づける」というより、自然法則という足場の上にそっと置き直してくれる本でした。例えば、宇宙は何もないところから生まれたのか、死後の世界はあるのか、人類はどこまで行けるのか。こういう問いって抽象論になりがちですが、彼は量子のランダムさやエネルギーの総量がゼロになる仕組みのような具体的な話から道筋をつけてくれる。読む側の「考えても意味ないかも」という気持ちに対して、「意味のある形に変える方法はある」と静かに示してくれる感じです。 また、この本が個人的に効いたのは、ホーキング自身が「完全な答えはまだない」と断言するところです。だからこそ、新しい世代が考え続ける必要があるという視点に変わる。自分の疑問が場違いではなく、人類側の宿題の一部なんだと思えるのは、妙に肩の力が抜けました。 自分の中の根っこの問いに、少しでも位置づけを与えたい人に刺さる一冊だと思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの38%が集中しています。
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