
SEを極める50の鉄則 新装版
馬場 史郎
日経BP / 2019-04-12
この本について
SEとして働いていると、「技術は追っているはずなのに、なぜか現場で信頼されない」「自分の成長が止まっている気がする」といったモヤモヤにぶつかる瞬間があると思います。僕も若手の頃、顧客との議論でうまく立ち回れず、技術以外の“なにか”が欠けている感覚にずっと悩んでいました。 この本は、そういう見えづらい壁の正体をかなり現実的に言い当ててくれます。まず、技術は必要条件であって十分条件ではないという指摘は、顧客との距離感に悩んだことがある人には刺さるはずです。また、若いうちに自己啓発の習慣を持たないと成長が止まる、という言葉は、地味だけれど避けて通れない“土台づくり”の重要さを改めて思い知らされます。さらに、組織の中でどう物事が動くのかを理解しないとプロジェクトで迷子になる、という話は、実務をやっているほど共感が強くなる部分だと思います。 派手な成功論ではなく、泥臭い現場の視点から「SEとして何を身につけるべきか」を示してくれるので、読後に小さな行動を変えたくなる本です。特に、技術一本足では不安を感じ始めたSEや、顧客とのやり取りに自信が持てない人に向いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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