
ゲストの心を離さない ライザップ式接客術
幕田純
講談社 / 2019-04-19
この本について
仕事でも接客でも、相手のために動いているつもりなのに「なんかうまく噛み合わないな…」という時期が続いていました。やり方は知っているし、説明もしている。でも相手が動いてくれない。結局、行動につながらなければ同じことの繰り返しで、こちらの気持ちだけが空回りする感じがあったんです。 この本を読んで刺さったのは、「やり方」よりも「やり切らせるためのメソッド」が圧倒的に足りていなかった、という視点でした。人は基本的に怠けるし、言い訳づくりの天才でもある。だからこそ表面の要望ではなく、その奥にある“動因”を丁寧に掘り当てないと行動は続かない。耳が痛い不満の中にこそ、改善のヒントがあるという話にも納得しました。相手が落ちこんでいる時こそ、責めるよりも「じゃあ、ここからどうする?」と一緒に未来を考える姿勢が大事で、これは接客でもマネジメントでも同じだなと感じます。 もう一つ気づきだったのは、関係は「成果が出たら終わり」ではないということ。相手が自立しても、ゆるくつながり続けられる仕組みを用意するからこそ、離脱されない。これは仕事相手でも顧客でも、私がずっと課題にしてきた部分でした。 相手が動いてくれずに悩んでいる人、説明しても伝わらないと感じている人には、かなり刺さる内容だと思います。自分の接し方を少し現実的に見直したいときに手元に置きたくなる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
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