
母性のディストピア Ⅱ発動篇 (ハヤカワ文庫JA)
宇野 常寛
この本について
最近、ネットの空気に振り回されている感じが抜けないとか、世界がどこに向かっているのか自分だけ置いていかれているような気がする瞬間ってありませんか。僕自身、画面の中の議論や物語に疲れて「結局、いまの現実ってどう捉えればいいんだろう」とよく迷います。 『母性のディストピア II』は、そんなモヤモヤに対して「高尚な答え」をくれる本ではありませんが、視点の位置を一段だけズラしてくれる感覚があります。例えば、IngressやポケモンGOを“Googleの思想の結晶”として読み解く話は、ただのゲームの話ではなく、僕らがどうやって現実とつながり直すかというテーマに変換されていきます。あるいは、冷戦的な“世界の終わり”がもう機能しないという指摘は、いま自分が感じている閉塞感の正体を少し輪郭づけてくれるはずです。ネットワークの時代に虚構の力がどう変質したのかを追うくだりも、自分が日々触れている情報との距離感を測り直すヒントになりました。 大げさに世界を変える話ではなく、いまの場所で世界をどう読むかを静かに考えさせられる本です。フィクションやメディアに育てられてきた世代が、自分の立ち位置を見直したくなったときに刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの42%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_altBookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要






