
自分マーケティング――一点突破で「その他大勢」から抜け出す (祥伝社新書)
川上徹也
この本について
自分の強みを言語化しようとすると、どうしても「全部盛り」にしてしまって、結局どれも薄まってしまうことがありませんか。僕も仕事で評価されたいと思うほど、何を見せればいいのか分からなくなって、発信も肩書きも迷走した時期がありました。頑張っているのに誰にも見つけてもらえない感じ、わりとしんどいんですよね。 この本が効いたのは、「すごそうに見せる前に、まず“届く場所”を見つける」という発想に立ち戻れたことです。業界の常識をエンタメに変換した例や、指原莉乃さんの“土俵のずらし方”の話を読むと、自分の土俵選びがどれだけ大事かが腹落ちします。さらに、「自分が自然と努力できること」に寄せていくという指摘も、好き嫌いの議論よりずっと現実的で、日々の行動に落とし込みやすかったです。それに、タグをひとつ決めるだけで他人の“検索”に引っかかりやすくなる、という考え方は地味ですが確かに効きます。 結局のところ、一点だけを尖らせることで、ようやく他人の記憶に残る。そんな当たり前をちゃんと実践レベルにまで落としてくれる本です。器用ではないけれど、自分の立ち位置をつくりたい人に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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