チームビルディングの教科書: ”奇跡の成長”を起こす会社の作り方 (サンコー出版)

チームビルディングの教科書: ”奇跡の成長”を起こす会社の作り方 (サンコー出版)

石見 幸三

累計読者数2
平均ハイライト数 9件/人
star総合評価 38/100
start序盤集中型

この本について

チームの空気が重いときって、何が原因なのか分かっているようで分からないまま日々が流れていきますよね。誰かの機嫌に左右されたり、報連相が滞ったり、強みを活かしたいと思いつつ結局いつものやり方を押しつけてしまったり。自分も同じように悩んでいて、「どう育成すればいいのか」より前に「そもそも人が変わるってどういうプロセスなのか」が抜け落ちていたことに気づかされました。 この本が効くのは、チームの問題を“性格の相性”や“根性論”で片づけないところです。例えば、人が新しい行動に慣れて成果を出すまでには少なくとも数ヶ月かかるという前提があるだけで、部下の動き方を見守る自分の姿勢が変わります。また、強みを活かし合うことで初めて現場判断が機能する、という考え方も実際のマネジメントに落とし込みやすいです。さらに、研修が「成果につながらない」と感じていた理由が、学んだことが現場で応用されるまでのギャップにあると説明されていて、腑に落ちる場面が多い一冊でした。 チームの雰囲気が崩れかけているけれど、根本から立て直す方法が分からない人には特に刺さると思います。人が育つ速度と、組織が求めるスピードのズレにずっと悩んでいるなら、一度立ち止まって読む価値があります。

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