
神トーーク 「伝え方しだい」で人生は思い通り
星 渉
KADOKAWA / 2019-07-19
この本について
職場でも家でも、相手に何か伝えたいだけなのに、気づけば「指示してる人」みたいになってしまうこと、けっこうありませんか。言い方を工夫したいと思いつつ、いざ目の前に人がいると、いつも通りのパターンで会話が終わってしまう……。自分もずっとこのあたりのクセに悩んでいました。 この本が効いたのは、「相手を動かそうとする前に、まず相手がどう感じるか」を細かく言語化してくれているところです。例えば、否定せずに最後まで話を聞くこと。名前で呼ぶこと。答えを言わずに、気づきにつながる質問を返すこと。どれも当たり前に見えますが、実際にやってみると、相手の表情が変わったり、自分が無理に押さなくても動き始めたりと、小さな手応えがありました。特に「どれくらいでできそう?」と期限を相手に決めてもらうやり方は、こちらのストレスも減るし、相手の主体性も保てるので、思った以上に空気が良くなります。 これは、人を思い通りに操るための本というより、「関わる人が少し動きやすくなる空気づくりのコツ」がまとまっている感じです。説教しがちな人や、つい自分が正しい方向へ寄せたくなる人ほど、救われるところが多いと思います。 「コミュニケーションに苦手意識があるけど、丁寧に変えていきたい人」に特に刺さる一冊です。
読書インサイト
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