
ウィニングカルチャー: 勝ちぐせのある人と組織のつくりかた
中竹 竜二
ダイヤモンド社 / 202102
この本について
組織やチームの空気がなんとなく重いとき、「やる気がないわけじゃないのに、前に進んでいる感じがしないな…」とモヤモヤすることがあります。目標はあるのに、それが腹落ちしていないとか、会話の裏側にどこか遠慮が残っているとか。自分のチームでもよく起きていて、どう向き合えばいいのかずっと迷っていました。 この本が効いたのは、組織の雰囲気って「気合い」じゃなくて、日々の行動やルール、何気ない言葉の積み重ねでつくられていると丁寧に説明してくれたところです。例えば「共有」と「共感」は違うという話。目標を“知っている”だけでは人は動かなくて、“自分ごと”に変わるプロセスが必要だと気づかされました。また、文化を変えるのは危機に陥ったときではなく、「あれ、今のままで本当にいいのかな」と違和感が芽生えた瞬間だという指摘も、現場での実感と重なりました。さらに、行動を変える前に「自分たちは何者なのか」を言語化することの大切さも、抜粋から強く伝わります。 いまのやり方にどこか限界を感じているけれど、何から手をつければいいかわからない人に刺さる本です。組織の問題を誰かの性格やスキルのせいにせず、文化という“見えない土台”から見直す視点をくれる一冊でした。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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