
投資家みたいに生きろ――将来の不安を打ち破る人生戦略
藤野 英人
ダイヤモンド社 / 2019-09-11
この本について
最近、今の行動がちゃんと未来につながっているのか分からなくなることが多いです。頑張っているつもりでも「これってただ消耗してるだけでは?」みたいな感覚がふと出てくる。やる気の問題というより、そもそも“時間やお金の使い方の軸”が曖昧なまま走ってしまっているんですよね。 この本が刺さったのは、その曖昧さに対して「投資家的に考えると、行動の意味づけが変わるよ」と静かに教えてくれるところでした。例えば、朝の5分を自問自答に使うだけでも未来への投資になるとか、自己紹介をその場しのぎで済ませず一度準備しておくと人とのつながりが大きく変わるとか、こういう“すぐにできる具体策”が多いのがありがたい。さらに、お金だけじゃなく時間もエネルギーも「未来からお返しをもらうために使う」という視点を持つだけで、同じ日常でもだいぶ見え方が変わります。 個人的には、「ちゃんと寝て、ちゃんと食べて、ちゃんと風呂に入る人には敵わない」という一文が妙に効きました。投資って派手な勝負の話じゃなく、こういう地味な積み重ねをどう扱うかなんだな、と。夢や目標を大きく言ってみることすら、未来の自分に向けた投資だと捉えると、少し気持ちが軽くなります。 今の生活を急に変える勇気はないけれど、せめて今日の時間とお金だけは無自覚に流したくない。そんな人には、静かに効いてくる一冊だと思います。
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