
オニールの空売り練習帖
ウィリアム・J. オニール
Pan Rolling Inc / 2005-10-01
この本について
空売りって、知識はあるつもりでも実際の相場になると「どこで仕掛ければいいのか」「何を根拠に動けばいいのか」が急にあやふやになることが多いですよね。僕も、反発に振り回されて結局タイミングを逃す…ということが何度もありました。 オニールのこの本がありがたいのは、相場全体の流れと個別の動きがどうつながっているかを、かなり具体的に示してくれるところです。例えば、反発が本物かどうかを見るときに、フォロースルーの有無だけでなく、その直後の数日の出来高で判断していい、と言われると急に視界がクリアになります。あるいは、50日線を跨ぐ反発が何回続いたかで「どれだけ精根尽きたか」を読む感覚も、経験則では知っていても言語化されると腑に落ちました。 もうひとつ大きかったのは、空売りポイントが“天井直後ではなく、5〜7カ月後に来ることが多い”という話です。焦って早仕掛けしていた自分には、これがかなり刺さりましたし、後期ステージの薄商いブレイクや、業種ごとの遅れを手がかりにする視点も、日々の観察に落とし込みやすいと感じました。 相場の反発や出来高に振り回されがちな人、あるいは「空売りって結局どこを見ればいいの?」と悩んでいる人にはしっくりくると思います。僕もまだ迷いながらですが、判断の軸を持つうえでかなり助けられた一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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