
資本主義ハック 新しい経済の力を生き方に取り入れる30の視点
冨田 和成
SBクリエイティブ / 2019-09-18
この本について
仕事でも人生でも、「このままでいいのか…」という焦りだけが先に立って、結局どこから手をつければいいか分からない時があります。時間の使い方も、お金の使い方も、なんとなくで流してしまう。自分もずっとそのタイプでした。でも、何がゴールで、どの資本をどう育てればいいのか整理できたら、少しだけ霧が晴れる感覚がありました。 この本が助かったのは、抽象的な“努力しよう”ではなく、資本を「人的・金融・固定・事業」の4つに分解した上で、どこを伸ばせばリターンが変わるのかを具体的に示してくれたところです。自分は人的資本で勝負すべきなのか、時間価値を上げるために何を外注すべきなのか、あるいは事業という選択肢をどう扱うべきなのか。それが数字やロジックで語られるので、行動に落としやすいんですよね。 特に印象に残ったのは、「期待値と実態のズレ」をどう活かすかという視点でした。自分の見られ方という“PER”を戦略的に扱う発想は、成果だけでは説明できない評価の差をどう埋めるか悩んでいたときに刺さりました。また、何でも二項対立で語られがちな世の中で、「どちらも正しい前提で落とし所を探す」という姿勢も、日々の判断が少しラクになる考え方でした。 自分のリソースを伸ばす方向が分からず、手詰まり感がある人にとっては、かなり実用的な“整理の道具”になると思います。
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