
やりなおし高校地学 ──地球と宇宙をまるごと理解する (ちくま新書)
鎌田浩毅
この本について
「地球科学って、興味はあるのに断片だけ覚えて終わるな……」と感じることがけっこうあります。火山のニュースを見ても、深層水の話を聞いても、どこか自分の中でつながらないまま流れていく感じ。僕もずっとそのタイプで、知識はあるのに全体像がつかめないモヤモヤが残っていました。 『やりなおし高校地学』は、そのバラバラ感をゆっくりつないでくれる一冊でした。たとえばプレートが動くことで山脈や火山ができる仕組みが腑に落ちると、伊豆が沈み込めずに本州を押し上げた理由も自然と理解できるようになります。また、石灰岩が「全部むかしの浅海の産物」という視点を持つと、旅行で見かけるカルスト台地の景色にも時間の流れが立ち上がってきます。さらに、深層水の循環やジェット気流の蛇行といった気象の話が、単なる用語ではなく“地球という装置の動き”として見えてくるのも面白いところでした。 この本は派手な知識を与えるというより、「地球と宇宙の全体を一つのストーリーとして理解する感じ」をゆっくり取り戻させてくれます。ちょっと疲れた頭でも読めるのに、読み終わると日常の景色が前よりも立体的になる。そんなタイプの本です。 「ニュースで出てくる地球科学の話が、毎回その場で終わってしまう人」に特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要









