
受け身型アスペルガーの10の特徴: 空気が読めるアスペルガー?
脇田僚太
この本について
人に頼るタイミングがわからなかったり、声をかける一歩がどうしても重かったり、相手の気持ちを考えすぎて固まってしまうことってありませんか。僕も職場で立ち尽くしてしまった日があって、「動きたいのに動けないってどう説明したらいいんだろう」とずっとモヤモヤしていました。 この本は、その「自分でも説明しづらい引き気味さ」の正体を、境界線という視点で言語化してくれます。相手に遠慮しすぎて自分担当の部分まで放り出してしまうこと。逆に相手の事情を勝手に想像しすぎて疲れてしまうこと。そういう日常の小さなつまずきを例に挙げながら、「どこまでが自分で、どこからが相手なのか」を少しずつ取り戻すための考え方が書かれています。 特に刺さったのは、困っていることを質問するのが「甘え」だと思い込んでしまう仕組みや、声をかけるまでの数秒で頭の中が処理でいっぱいになってしまう理由が、丁寧にほどかれていくところでした。できない理由が怠けや性格ではなく、情報の処理や境界線の引き方にあるとわかるだけで、行動のハードルが少し下がります。 「動きたい気持ちはあるのに、いつも遅れてしまう」と感じている人にはかなり刺さると思います。僕と同じように、うまく言葉にできない生きづらさを抱えているなら、ヒントが見つかるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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