
予算獲得率100%の企画のプロが教える必ず通る資料作成
大野泰敬
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2019-11-05
この本について
企画書を出すたびに、「ここ絶対ツッコまれるんだよな…」と感じるところがあって、説明を入れるべきか迷ったまま提出してしまうこと、ありませんか。自分では答えを用意しているのに、なぜか説明が弱い気がして不安になる。僕もよくその状態にハマります。 この本の抜粋が刺さっている人は、おそらく “相手からどう見えるか” を気にしながらも、そこをうまくコントロールする術を持てていない人なんだと思います。著者がやっているように、相手が抱える疑問を先回りしてスライドに差し込み、自分でツッコミを入れて回収してしまうやり方は、説明を盛るというより、場の空気を落ち着かせる方法に近いです。「本当に実現できるの?」のように、あえて質問をこちらから提示することで、聞き手のモヤモヤを潰し、追及されるプレッシャーを減らしてくれる。この視点の転換は、実務にすぐ使えます。 もう一つおもしろいのが、「あえて省く」パートを作る発想です。決裁者がツッコミどころを探す気持ちを理解したうえで、アペンディックスに答えを置いておく。質問された時に迷いなく返せれば、相手のメンツも立ち、こちらの信頼も上がる。こういうリアルな“通し方”の感覚は、一般的な資料作成本ではあまり語られません。 企画の中身は悪くないのに、通す場面でいつも自信をなくしてしまう人には、静かに効く内容だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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