
一億三千万人のための『論語』教室 (河出新書)
高橋源一郎
河出書房新社 / 2019-10-29
この本について
人付き合いって、好きなのに疲れるし、放っておくと孤独にもなるし、その中間がいちばん難しいなとよく思います。人と関わりたい気持ちと、他人の目を気にしすぎてしんどくなる気持ちが同時に存在していて、そのバランスがうまく取れないまま日々が過ぎていく。そんなモヤモヤに、この本はちょっと違う角度から灯りを置いてくれる感じがありました。 『論語』と聞くと説教臭い印象があるかもしれませんが、この本に出てくる「自分は自分、でもひとりでいるより誰かと一緒のほうが楽しい」という距離感は、驚くほど柔らかいです。他人の評価を過度に気にしなくていいと言いながら、同時に「友だちがわざわざ来てくれるのは嬉しいよね」と自然に語る。そのゆるい肯定が、こちらの肩の力を勝手に抜いてくれます。そして「いちばん必要なのはハート」というセンセイの言葉が、礼儀や常識より先に、人として何を大事にするかを静かに思い出させてくれます。 誰かと関わることにちょっと臆病になっている人、でも本当は人とつながりたいと思っている人に、特にしみる本です。読んでいるあいだ中、厳しさよりも「まあ、それくらいで生きていけばいいよ」という温度で寄り添ってくれるので、気持ちの結び目が少しゆるむと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの80%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要






