
ぼくらの民主主義なんだぜ (朝日新書)
高橋源一郎
株式会社朝日新聞出版 / 2015-05-13
この本について
政治や社会の話になると、どこか距離を置きたくなる瞬間ってありませんか。自分が何を感じているのかはぼんやりあるのに、意見を持つほどの自信もないし、かといって無関心でいるのも落ち着かない。僕もずっとこの揺れの中にいます。 『ぼくらの民主主義なんだぜ』は、その曖昧な揺れを「考えてもいい場所」に戻してくれる本でした。たとえば、アイヒマンの話を通して示される「考えないこと」そのものの危うさや、動物や子ども、まだ生まれていない人たちの声を想像する視点は、日常の選択の足元をそっと広げてくれます。また、学生たちが見せた「通らなかった意見にもありがとうと言える関係」の描写には、民主主義が仕組み以上の“学びの場”でもあることに気づかされました。 読みながら、社会の問題に強い主張を持つ必要はなくて、ただ他者の痛みや未来の誰かの存在を思い浮かべるだけで、参加の仕方はいろいろあるんだと少し楽になれます。正しさより、まず想像力。そんな姿勢を取り戻したい人に刺さる一冊だと思います。 政治が苦手でも、世界の動きに置いていかれたくない。その気持ちがあるなら、この本は静かに寄り添ってくれます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





