
カエルを食べてしまえ! 新版 (知的生きかた文庫)
ブライアン・トレーシー and 門田 美鈴
この本について
やるべきことは分かってるのに、気づけばどうでもいい用事から始めてしまう日ってありませんか。僕もよくあります。メールを片づけて、机を拭いて、気づいたら午前中が終わっていたりして、何をしていたんだろう…と静かに落ち込む。頭では「大事な仕事から手をつけたほうがいい」と分かっているのに、気持ちが追いつかないあの感じです。 『カエルを食べてしまえ!』は、その“気持ち”の部分に小さく風穴を開けてくれる本でした。大げさに人生を変えるというより、「これなら今日ひとつ試せそうだ」と思える現実的なヒントが多いんです。たとえば、大きな仕事を細かく切って、一口だけかじって休む「スイスチーズ法」や、最初の10分だけ着手する工夫は、思った以上に心理的なハードルを下げてくれます。さらに朝と夜に通信機器を切る時間をつくるという提案も、集中力がある状態を取り戻す助けになりました。情報に振り回されがちな人ほど効くと思います。 決めつけではなく、「まずは一番大事なことを一つだけやってみよう」という温度感がちょうどいい。この本は、行動できない自分を責めがちな人、一歩目の出し方がよく分からないまま日々が過ぎていく人に、静かに効いてくるタイプです。僕自身、完璧を求めすぎて止まっていた仕事を“八割で形にする”という発想に救われました。今日の一手をつくるための実用書として、そっと手元に置いておく価値があります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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