
普通のサラリーマンでもすごいチームと始められる レバレッジ起業 「バーチャル社員」があなたを救う
持田 卓臣
KADOKAWA / 2020-03
この本について
会社員を続けながら何か動きたいけれど、時間もお金もスキルも中途半端。外注を増やすのも怖いし、自分ひとりで全部やるには限界がある。このあたりのモヤモヤ、けっこう共通してる気がします。僕も「ちゃんとした起業なんて無理だよな」と思いながら、結局何も始められない時期が長く続きました。 この本がおもしろいのは、「ちゃんとしていなくても生き残る会社でいい」というところから話が始まる点です。完璧な計画よりも、一緒にバスに乗ってくれる人を集め、小さく事業を動かしてみる。そのときのパートナーは“外注”ではなく、著者がいうところの「バーチャル社員」。目的地が決まっていなくても、適切な人と組めば前に進めるという視点は、僕にとってかなり救いになりました。生産性もコスト削減ではなく、彼らのスキルを活かせる環境づくりにあるという考え方も、会社員として働く時にもじわっと効きます。 もうひとつ腑に落ちたのは、起業の停滞期――いわゆるJカーブを前提にしているところです。伸び悩む時間は避けられないけれど、その間をどう乗り切るかは工夫できる。サラリーマンの立場がむしろ信用になる、という指摘も本業と副業を切り離して考えがちな人には気づきになるはずです。 会社員のまま何か始めたいけど、一歩目がどうしても重い人に、とても静かに効く本です。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの40%が集中しています。
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