
継続貢献営業法人保険営業のトップが語った本質的成功とは
五島聡
近代セールス社 / 20200210
この本について
経営者と話していると、「この会社、もっと良くなる余地があるのに、どこから手をつければいいんだろう…」と感じる場面がけっこうあります。数字の話になった瞬間に空気がふわっと濁るあの感じ、保険営業でも避けられないところですよね。自分自身も「結局どの数字を押さえれば、本当に役に立てるんだろう」と迷ってきました。 この本は、そういうモヤモヤに対して、現場で使える“軸”を置いてくれる一冊でした。たとえば、経営者がほとんど答えられない「実態固定費」「実態粗利益率」「損益分岐点売上高」という三つの質問。これを知っているかどうかで、企業価値を語る土台そのものが変わるんだと気づかされます。また、中小企業の決算書は性悪説で読むべきという指摘もリアルで、現場で数字をどう扱うかの目線が一段階深まります。 さらに、価値提供のところで語られる「低付加価値と売りっぱなしの逆をやる」という話も腹落ちしました。市場環境のデータを自分の言葉で話せるか、後継者に財務の基本を伝えられるか、そうした“目に見える行動”で信頼関係は作られる。営業だからできる貢献の幅が、思っていたより広いと感じさせてくれる内容です。 経営者と数字の話になるといつも詰まってしまう人や、「保険以外で何を提供できるんだろう」と悩んでいる人には特に刺さると思います。自分の営業スタイルを、少し現実的にアップデートしたいときにおすすめです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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