
100億企業のつくり方――中堅企業にスケールアップするための6つの実践経営戦略
船井総合研究所
President Inc / 2025-08-04
この本について
経営の話をしていると、「今の規模で十分やれているけど、この先どう広げていけばいいのか」とか、「成長したい気持ちはあるのに、資金や自分への依存の強さが壁になっている気がする」といったモヤモヤをよく聞きます。僕自身も同じで、やりたいことがあるのに一歩踏み出す根拠が持てないまま時間だけが過ぎることがありました。 この本が効くのは、まさにその“足踏みしてしまう理由”を具体的に言語化してくれるところです。例えば、事業の天井を突破したいなら投資が必要になるけれど、中堅規模に向かう会社ほど資金力でつまずきやすいこと。あるいは、オーナーに依存する体制のままでは、どれだけ事業が良くてもしっかり評価されず、成長の選択肢が狭まってしまうこと。どちらも耳が痛い話ですが、現場の実感に近いので腹落ちしやすいです。そして、売上20億規模から100億規模に向かうと、会社が「社長の会社」から「社会の公器」へ変わるという視点は、規模を追うことの意味を少し違った角度で見せてくれます。 読みながら、自分が何にこだわって前に進めないのかが整理されていく感覚がありました。「成長はしたいけど、その理由をまだ言語化できていない」という人に特に刺さると思います。
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