
今までの経営書には書いていない 新しい経営の教科書
岩田松雄
この本について
仕事でもチームでも、「みんな動いてはくれているけど、どこか主体性が足りないな…」と感じる場面ってありますよね。指示したことはやるけれど、その先に踏み込んだ提案や工夫までは出てこない。自分自身も、目の前の作業をこなすだけになってしまう日があったりします。 この本を読んで腑に落ちたのは、そういう停滞はスキル云々よりも、「なぜその仕事をするのか」が曖昧なまま進んでいることが原因のひとつだという視点でした。お茶出しの例で「お客様をもてなす」が軸になるだけでやることが変わるように、ミッションが腹に落ちると日々の小さな判断が変わる。ギリギリの決断のときも、利益より先に“自分たちは何のために存在するのか”に立ち戻れる。自分も最近、迷ったときにこの問いを思い出すだけで、選択肢の整理が少しラクになりました。 とはいえ、ミッションを掲げた瞬間に組織が劇的に変わるわけではありません。この本はそこを誇張せず、「現場でどう定着していくのか」「どんな場面で効いてくるのか」を地に足のついた言葉で語っています。だからこそ、具体的な行動の変化までイメージしやすい。 特に、チームが指示待ちになりがちな人や、自分の仕事の意味づけに迷っている人には刺さると思います。自分の働き方をもう一度ていねいに整えたいときに手元に置いておきたい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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