
社長が3か月不在でも、仕組みで稼ぐ、年商10億円ビジネスのつくり方【電子版】
矢田 祐二
この本について
経営していると、「このまま今の延長で大きくできるのか?」とか、「社員教育をしても結局すぐ元に戻るんだよな…」みたいな、地味だけど重たいモヤモヤが定期的にやってきます。現場は回っているけれど、自分が目を離した瞬間に全体が止まりそうで怖い。年商数億までは勢いで来れたとしても、その先の景色が急に見えなくなる感じ、あると思います。 この本が面白いのは、「年商10億には10億の事業モデルが必要」という、当たり前なのに誰も真正面から言わない事実を、かなり具体的に示してくれるところです。社員教育より先に仕組みを整える理由、社長が現場に入らないほうが生産性が上がる構造、サービス業が抱えがちな“客が多いときも少ないときも儲かりにくい”問題への向き合い方など、どれも自分の事業にそのまま当てはめて考えざるを得なくなります。特に「仕組みで回る1億を10個つくる」という発想は、成長のつまずきポイントを整理する上でかなり効きました。 読んでみて思ったのは、「自分が現場に居続けないと回らない会社」から抜け出すには、根性でも人材採用でもなく、事業構造そのものを作り直すしかないということです。理不尽に感じていた社員の動きも、“仕組みのほうが先に壊れている”から起きていたんだな、と腑に落ちました。 今の事業の限界をなんとなく感じている人、年商数億から先をどう設計すればいいのか掴めていない社長さんには、かなり刺さると思います。
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