
身体ミニマリスト—空腹感の近くで暮らす— ICE新書
工藤 孝文
この本について
食べすぎている自覚はあるのに、実際どれだけお腹が空いているのかはよく分からないまま食事してしまうこと、ありませんか。僕も仕事で疲れた日の夕方になると、空腹というより「なんとなく不安」で口に運んでしまうことが多くて、結局あとで自己嫌悪になるタイプです。 この本が面白いのは、「意思の弱さ」じゃなくて、脳の疲労やホルモンの偏りがニセの食欲をつくっているだけかもしれない、と教えてくれるところでした。朝から座りっぱなしで脳だけ疲れていると、そりゃ甘いものに手が伸びるよな…と妙に腑に落ちます。あと、空腹の0〜3あたりで食べはじめ、空腹感が消えたらやめるという“満腹の基準”をつくり直す考え方も、実生活で使える感覚でした。僕はこれを意識するだけで、途中で箸を置く回数が増えました。 もうひとつ、この本が地に足ついているのは「続けられない方法はダイエットじゃない」と言い切るところ。栄養バランスよりまずは“空腹感を軸にする”という割り切りや、家族の料理をあえて一人分少なく作る現実的な工夫など、無理な気合いを求めてこないのがありがたいです。 食べたくないのに食べてしまう、その自己矛盾にずっと悩んでいる人には特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
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