
エンジニアのためのWord再入門講座 新版 美しくメンテナンス性の高い開発ドキュメントの作り方
佐藤 竜一
翔泳社 / 2020-06-10
この本について
仕事でドキュメントを書くたびに、「見た目は崩れるし、章番号はズレるし、どこを直せばいいのか分からない…」みたいなモヤモヤを抱えることが多いんですが、同じように悩んでいる人は少なくないと思います。エンジニアとして中身には自信があっても、体裁が整わないせいで読まれない。あの虚しさ、けっこう刺さります。 この本は、そういう“地味だけど避けられない作業”を、できるだけ人間の手から解放してくれる一冊でした。例えば、章立ての分割や目次の作り方みたいな基本的な構造を整えるだけで、どこに何が書いてあるかが一瞬で分かるようになるし、スタイルさえ設定しておけば番号ズレを手で直す必要もなくなります。また、読みやすさを損なう行間やインデントの乱れも、Word本来の機能を正しく使うだけで勝手に整っていく。この「人間がやらなくていい作業を減らす」という姿勢が、一貫していてすごく現実的なんですよね。 結局のところ、ドキュメントは意思決定のための道具なので、読まれなければ存在価値がない。その当たり前の事実を思い出させてくれた一冊でした。「中身には自信があるのに、文書の見栄えやメンテナンスでつまずきがち」という人にはとても刺さると思います。
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