
サステナベーション sustainability × innovation ――多様性時代における企業の羅針盤 (日本経済新聞出版)
藤原遠
日経BP / 2020-06-10
この本について
仕事でも日常でも、「結局サステナビリティって何をどう変えればいいのか」がふと立ち止まるポイントになりがちです。良いことだと分かっていても、理念だけが先行して、現場の判断に落ちてこない感じというか。僕自身、その違和感を抱えたままプロジェクトを回すことが何度もありました。 この本が助けになるのは、抽象論ではなく“実装されている仕組み”から視点を動かしてくれるところです。例えば、アント・フォレストのように、日々の行動をポイント化し、その裏側で農家の雇用が生まれていく構造は、サステナビリティが「負担」ではなく「循環」に変わる瞬間を見せてくれます。また、気候変動で倒産した企業の事例や、都市レベル・人レベルに分けた9つの論点など、規模の違う視点を行き来しながら考えられるのも大きいです。国の同質性に頼ってきた日本的な前提がもう通用しなくなっている、という指摘も個人的には刺さりました。 読み終える頃には、“正しいことをする”ではなく、“どうすれば仕組みとして続くのか”という問いに置き換わっている感覚があります。環境や多様性をめぐるテーマに対して、ただのきれいごとでは終わらせたくない人に向いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの43%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
サステナビリティ新時代――成果を生み出すホリスティック×システミックアプローチ
PwC Japanグループ

Net Positive ネットポジティブ 「与える>奪う」で地球に貢献する会社
ポール・ポルマン、アンドリュー・ウィンストン、三木 俊哉、魚谷雅彦

レスポンシブル・カンパニーの未来――パタゴニアが50年かけて学んだこと
ヴィンセント・スタンリー, イヴォン・シュイナード, and 井口 耕二

森と算盤~地球と資本主義の未来地図
渋沢寿一

SDGs思考 2030年のその先へ 17の目標を超えて目指す世界
田瀬和夫 and SDGパートナーズ
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要