
従業員のパフォーマンスを最大限に高める エンゲージメント カンパニー
広瀬 元義
ダイヤモンド社 / 2020-08-06
この本について
チームの空気づくりに悩む時ってありますよね。メンバーが何を大事にして働いているのか見えなかったり、オンボーディングでうまく関係が築けなかったり、そもそも「やる気ってどう生まれるんだろう」と自分でもよく分からなくなることがあると思います。僕自身も、誰かを動かす前にまず自分が迷ってしまうタイプなので、このあたりのテーマはずっと引っかかっていました。 この本がよかったのは、組織論のきれいな正論じゃなくて「価値観をどう共有するか」「なぜやるのかをどう伝えるか」といった、現場でつまずきやすいところを実務的に扱ってくれるところです。エンゲージメントを三つの要素にきちんと分けて説明してくれるので、抽象論から一歩進んで、自分のチームで何をやればいいかが見えやすい。新しく入った人を孤独にさせない工夫や、褒めることの意味など、今日から試せる話が多いのもありがたかったです。 「組織をよくしたい気持ちはあるのに、具体的にどこから手をつければいいか分からない」という人には特に刺さると思います。人の“やる気”を結果で判断するのではなく、価値観や関わり方という見えづらい部分から整えていく。そのための視点を丁寧にくれる一冊でした。
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