
仕事に生かす地頭力 ──問題解決ピラミッドと9つのレッスン (ちくま文庫)
細谷功
この本について
仕事をしていると、「とりあえず情報を集めよう」とか「相手が言ってきた要望をそのまま受け取ってしまう」とか、気づけば目の前の作業に流されてしまうことがよくあります。自分もそうで、忙しいほどWhyを見失い、気づけば迷子になるんですよね。 『仕事に生かす地頭力』は、そんな“迷子状態”から抜け出すための地図みたいな本でした。特に刺さったのは、まず仮の結論を置いてみること、そして目的を「行為じゃなく状態」で共有すること。完璧じゃなくていいから方向性を決めると、仕事の優先順位が急に整理されていきます。さらに、依頼者の言葉をそのまま受け取らず「本当の意図は何か」を押し返して考えてみる視点も、実務で驚くほど効きます。仕事がうまく回らないときって、Why/What/Howのどこかが曖昧なまま進めてしまっているんですよね。 読みながら、ああ自分は「ないない病」だったなとか、「伝えたつもり」になってただけだなとか、地味に効く痛みが何度かありました。でも同時に、今日から直せる行動レベルのヒントが多いので、重すぎず実践しやすいです。 目的を見失いやすい人、仮説思考が苦手な人、依頼対応のたびに疲れてしまう人には特に刺さると思います。私と同じように“迷子になりがち”な方にぜひ手に取ってほしい一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
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