
Influence, New and Expanded: The Psychology of Persuasion (English Edition)
Robert B Cialdini PhD
HarperCollins / 2021-05-04
この本について
仕事でも日常でも、相手の反応に「なんでそうなるんだろう…」と戸惑う瞬間ってありますよね。自分の言い方が悪いのか、相手の事情なのか、そもそも人ってこういう動きをしがちなのか。その境界がよく分からなくて、私もよく迷います。 この本が助けてくれたのは、「人が無意識に動いてしまうパターン」を丁寧に言語化してくれるところでした。たとえば、自分にも他人にも“条件反射のように作動するスイッチ”があること。そのスイッチは、悪意がなくても簡単に押されてしまい、ときには正しい判断を狂わせること。また、政治の場でさえ“貸し借り”が人を動かす強力な仕組みになっているように、私たちの周囲でも、理由を添えたちょっとした行為が思いもよらない影響力になること。こういう話を読むと、相手の行動だけでなく、自分の反応にも少し距離を置けるようになります。 大げさに人生が変わるというより、「ああ、こういう仕組みで動いているんだな」と腹落ちする瞬間が積み重なる本です。余計な思い込みを減らしたい人や、人間関係で“つい反応してしまう自分”に疲れている人には特に刺さると思います。
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