
人間観察 極めたら悩み消えた
くらはし まやこ
すばる舎 / 2020-06-27
この本について
人と話すとき、相手の反応に気を取られすぎて疲れたり、なぜか同じ失敗を繰り返してしまったり。自分のせいなのか、相手の問題なのか、その境界がよくわからなくなることってありますよね。僕もけっこうここで迷うタイプです。 この本は、人間関係を“うまくやる”というより、「相手の行動の裏にどんな欲求や恐れがあるのか」を静かに見にいく本でした。例えば、まばたきが多い人には緊張があるから距離のつめ方を変えるとか、タイプごとの“根っこにある恐怖”を知ることで、相手の反応に無駄に振り回されなくなるとか。観察と言ってもジャッジではなく、相手の背景を丁寧に拾う感じです。すると不思議と、自分のクセや反応の理由も見えてきて、ちょっと肩の力が抜けていくんですよね。 そして一番刺さったのは、相手が満たされている時とそうでない時で、同じ人でもまったく違う面が出るという視点。あれこれ「相手の性格」だと思って抱え込んでいたものが、状態の問題として扱えるようになると、必要以上に落ち込まなくなります。 人との距離感で疲れやすい人、自分の反応の理由が知りたい人にはかなりしっくり来ると思います。僕も読みながら、ようやく自分の行動原理が少しつかめた気がしました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの35%が集中しています。
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