
女子のコミュ力
小田桐 あさぎ
すばる舎 / 2024-11-14
この本について
人と話すとき、「本音を言うのがこわい」「嫌われたくないから丸く収めてしまう」「相手の顔色ばかり読んで、結局なにも伝えられていない」…そんなモヤモヤに心当たりがある人、多いと思います。僕もまさにそのタイプで、気を遣っているつもりが、気づけば自分のほうが擦り切れていたりしました。 『女子のコミュ力』がおもしろいのは、テクニックではなく、“前提の置き換え”にフォーカスしているところです。たとえば「悪意じゃなくて無知なだけ」と捉えるだけで、相手の反応に振り回されなくなるし、「自分はできていない前提」に立つと、人に頼れず抱え込んでしまう癖にも気づける。さらに「本音を素直に伝える」「疑問はその場で聞く」みたいな小さな行動が、実はコミュニケーション全体を変えていくんだなと腑に落ちました。 あと個人的に効いたのが、「得を与えてくれる人と出会うことに集中する」という視点です。誰と付き合うかで、自分の行動も感情もぜんぜん変わるんですよね。無理に良い人を演じるより、本音で動きながら、自分を引き上げてくれる関係を増やしたほうが楽だし健全だなと思えました。 相手に気を遣いすぎて疲れがちな人、自分の本音がどこにあるのか曖昧になってしまう人に、静かに刺さる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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