
「優しすぎて損ばかり」がなくなる感情脳の鍛え方
加藤 俊徳
すばる舎 / 2021-06-16
この本について
人に合わせすぎて疲れるのに、いざ自分の気持ちを言おうとすると言葉が出てこない。頭の中ではぐるぐる考えているのに、行動に移すと途端にブレーキがかかる。そんな日が続くと、「自分って何がしたいんだろう」とわからなくなる瞬間があります。僕自身もずっとこのモヤモヤを抱えていて、考えるほど内向きになっていく悪循環にハマっていた時期がありました。 この本が効いたのは、「気持ちを知るには、考えるより“動く”ほうが早い」という視点をもらえたことです。パソコンの前で悩んでいるだけでは脳の一部分しか使っていなくて、体を動かすことでようやく感情を処理する回路も動き出す。億劫だけどやる行動を少しずつ生活に混ぜると、同調しがちな場面でも自分のペースが戻ってくる。さらに、沈黙して違和感を示すという現実的な選択肢が示されていて、「無理に言わなきゃいけないのか」という思い込みもほどけました。 もう一つ刺さったのは、過去の出来事を映像で思い出して言語化することで、自分の基準が育つという話。プロフィールを書き出すという地味な作業でも、他人の反応ではなく「自分はどう感じてきたのか」が少しずつ見えてくるんですよね。気持ちがわからないまま決断が遅くなる人には、かなり実用的なアプローチだと思います。 「人に合わせすぎて、自分の感情だけ置いてきぼりになっている気がする」という人に静かに刺さる一冊です。
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多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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