
実例で学ぶ! ビジネス統計データ分析をやる人の最初の教科書《1周目・Excel 編》
野村信太郎
マイナビ出版 / 2015-07-28
この本について
数字を扱う仕事をしていると、「とりあえず平均を見たけど、これで判断していいのか…?」みたいな不安がつきまといませんか。箱ひげ図や相関係数の話が出てくると、一気に霧が濃くなる感じもあります。でも本当は、仕事で欲しいのは“高度な統計”よりも、“Excel の範囲でデータを誤読しない視点”なんですよね。 この本はまさにその部分を丁寧に押さえてくれます。例えば、平均より中央値の方が役に立つ場面や、標準偏差だけでは比較できないときに変動係数を見る理由など、現場でつまずきやすいポイントが実例ベースでストンと腑に落ちます。箱ひげ図も「なんとなく難しそう」から「Excel で秒で描けて、外れ値の扱いまで理解できる」に変わって、判断の質が地味に上がります。また、相関が0.4程度でもビジネスでは前に進むことがある、といった“実務の温度感”が書かれているのも救われました。 大げさな成功論はないけれど、日々の数字との向き合い方が一段クリアになる本です。手元のデータをもっと正しく読めるようになりたい人に刺さると思います。数字を見るたびに自信が揺れるようなときの、ちょうどいい道しるべになってくれました。
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