
数学女子 智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです。 (日本経済新聞出版)
深沢真太郎
この本について
数字を仕事で使うたびに、「これって本当に正しい見方なんだろうか…」と不安になることってありませんか。相関を見ても自信が持てなかったり、データが多すぎて何を残していいか分からなかったり。僕もずっとそんな感じで、数字を見る時間よりモヤモヤしている時間のほうが長かったタイプです。 この本が助かったのは、数字そのものより“どう扱うか”の視点を教えてくれたところでした。たとえば、数字の役割は「把握・評価・予測」の三つしかないという割り切り方や、データを捨てるかどうかは目的があるかで決めるという考え方。これだけでも、目の前の数字を前より落ち着いて見られるようになりました。さらに、相関係数をどう読むか、平均だけを見ても判断できない理由、バラツキを知ることで見えてくる店や顧客の“姿”など、「数字が教えてくれる裏の意味」が丁寧に描かれていて、曖昧な判断が減った実感があります。 仕事で数字を見る時間が増えたのに、扱い方を誰にも習ってこなかった人には特に刺さると思います。同じように迷いながら働いている身として、数字が得意じゃなくても “考える材料” に変えられるんだと気づけた一冊でした。
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