
他人の悩みはひとごと、自分の悩みはおおごと。 #なんで僕に聞くんだろう。 (幻冬舎単行本)
幡野広志
幻冬舎 / 2020-11-07
この本について
人と話していると、「この人、なんでこんなこと言うんだろう…」みたいな違和感が残るときがありますよね。自分の悩みを人に委ねたくなるときもあれば、誰かの言葉に振り回されてしまうときもある。頭では距離を取ったほうがいいって分かってるのに、実際の場面ではうまくできない。僕もずっとそのループで、モヤモヤだけが増えていきました。 幡野さんのこの本は、そのモヤモヤの正体をゆっくり照らしてくれます。人を見る目が育たない理由や、思考が止まってしまう背景を、やさしいけれどまっすぐな言葉で説明してくれるんです。誰かの答えに依存しがちなときは、なぜ自分がそうしたくなるのかが分かるし、逆に人に「正しさ」を押しつけてしまいそうなときには、一度立ち止まる余白をくれる。恋愛でも仕事でも、相手の言動よりも、その奥にある態度や姿勢を見たほうがいい理由も腑に落ちます。 劇的に人生が変わるような本ではないけれど、実生活の“距離の取り方”が少しずつ変わる本です。自分の判断軸を取り戻したい人、誰かの言葉に疲れてしまった人には、とても相性がいいと思います。気負わず読めるのに、読み終わったあとに小さな静けさが残る一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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