なんで僕に聞くんだろう。 (幻冬舎単行本)

なんで僕に聞くんだろう。 (幻冬舎単行本)

幡野広志

幻冬舎 / 2022-07-07

累計読者数8
平均ハイライト数 25.8件/人
推定読了時間 約3時間47分
star総合評価 69/100
start序盤集中型

この本について

人の相談に乗っていると、いつの間にか相手の話ではなく「自分の昔話」を聞かされていたり、距離の近すぎる人に巻き込まれたりして、なんだかモヤモヤすることがありませんか。相手を助けたい気持ちはあるのに、正しい距離の取り方も、聞く姿勢も、誰も教えてくれないまま大人になったな…と感じることが僕はよくあります。 『なんで僕に聞くんだろう。』は、そういうモヤモヤを言語化してくれる本でした。著者の話はきれいごとではなく、むしろ現実的で、少し冷たく聞こえる部分さえあります。でも読んでいくと、その冷たさは「相手を突き放すため」ではなく「自分の人生を守るため」に必要な温度なんだと分かってきます。たとえば、相談してくる人の不安をどう扱うか、相手との距離が近すぎると何が起きるか、安易に声をかけるよりも、まず耳を傾けるほうが誠実であること…どれも日常の小さな場面で実際に役立ちました。 個人的には、「人は悩んでいるのではなく、不安なだけ」という言葉がずっと響いています。誰かの不安にのみ込まれないためにも、そして自分の不安を丁寧に扱うためにも、一度立ち止まるきっかけになる本です。 他人との距離の取り方に疲れやすい人、相談ごとに巻き込まれがちな人に、とくに刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「家庭ある人の子を産みたい」「親の期待と違う道を歩きたい」「虐待してしまう」「風俗嬢に恋をした」「息子が不登校」「毒親に育てられた」「売春がやめられない」「精神疾患がバレるのが怖い」......。誰にも言えない悩みを、なぜか皆、余命宣告を受けた写真家には打ち明ける。どんな悩みも、軽やかだけど深く、変化球な名言で刺し、包む!異色の人生相談。
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