
ポジティブ姿勢とネガティブ姿勢――リハビリのプロが明かす、人生が変わる姿勢の直しかた
奥村 亮
Clover出版 / 202011
この本について
気づくと猫背になっていたり、スマホを見続けて肩が固まったり。「姿勢を直したい気持ちはあるのに、何から変えればいいのか分からないまま日が過ぎる」という人、多いと思います。自分もまさにそのタイプで、姿勢は身体のテクニックより“心のクセ”のほうが厄介だなと感じていました。 この本が面白いのは、「立ち方」や「運動」の前に、自分の態度や考え方を見直すところから入る点です。左右対称を意識する、といった基本ももちろんあるのですが、読んでいて刺さったのは「自分の姿勢は自分で管理する」という感覚を育てる部分でした。できなかったところではなく、できた小さな変化に目を向けること。過去を責めるより、今日どう動くかに焦点を戻すこと。こういう視点の切り替えが、姿勢そのものの変化につながるんだと腑に落ちました。 そしてもう一つは、自分の癖を自覚するプロセスがかなり丁寧に書かれているところです。「私は姿勢が良い!」と宣言したときに湧く抵抗感や、無意識の声まで含めて扱うので、メンタル面のつまずきも拾いやすい。水をこまめに飲むとか、目を休めるといった日常レベルの工夫もまとめて扱ってくれるので、気負わず始められます。 身体の姿勢だけじゃなくて、「自分の態度が日々の選択に影響している気がする」という人に静かに効く一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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