
リーダーの悩みはすべて東洋思想で解決できる
中村 勝裕
WAVE出版 / 2023-02-21
この本について
リーダーをやっていると、「正しいはずなのに人が動かない」「厳しくすべきか、寄り添うべきか」で揺れることが多いと思います。自分なりに考えているつもりでも、気づけば白黒をつけようとしてしまったり、結果だけを追いかけて焦ったり。僕自身、このあたりのモヤモヤがずっと残っていました。 この本がよかったのは、東洋思想を使ってリーダーの迷いを少し整理してくれたことです。論理と倫理の両方で人を見る、あるいは部下の奏でたい“音”を理解する、といった視点は、日々のコミュニケーションにじわじわ効いてきます。また、成功よりも成長に目を向ける考え方は、評価のプレッシャーに飲まれがちな職場で呼吸を整えるような感覚がありました。さらに、成果を出した人には報酬を、徳のある人には役割を任せるという古典の考え方は、チームづくりの判断に現実的に落とし込めます。 東洋思想と聞くと堅そうですが、読んでみると自分のクセや思い込みを静かにほどいてくれる実用書に近いです。特に「厳しさと温かさの両立がうまくいかない人」「優秀な人をまとめることに悩んでいる人」には刺さると思います。今のリーダー像に少し息苦しさを感じているなら、視点の持ち方を整える一冊としてちょうどいいはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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