
結果を出すリーダーの条件 (PHPビジネス新書)
吉越 浩一郎
PHP研究所 / 2012-09-01
この本について
リーダーを任されたはいいものの、どこまで厳しくするべきか、どこまで任せていいのか、そのさじ加減に迷うことってありますよね。自分が強く出れば反発される気がするし、かといって放っておくとチームが緩む。この本を読んでいると、そういう日々のモヤモヤに現実的なヒントをくれる感じがありました。 特に刺さったのは「同じ厳しさでも、人によって調整しつつ再チャレンジの機会を必ず残す」という視点と、「時間は計画より実行に使う」という潔さです。やり方よりも、決めたことをどこまで徹底できるかが差になるという話も、耳が痛いけれど現場では本当にそうだよなと思います。さらに、体力という土台が小さいと気力も能力も乗らないという“BQ”の話は、仕事の悩みが実は生活習慣に返っていくという、見落としがちな視点でした。 いきなり完璧なリーダー像を目指す必要はなくて、まずはデッドラインの引き方や、部下に任せる範囲の見極めなど、今日から小さく試せることが多いのもありがたいところです。新しいやり方を導入するときに反発が出るのは当たり前、という言葉にも救われます。 「リーダーとしての基準を持ちたいけれど、精神論では動けない」という人には特に刺さる一冊だと思います。
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