
ハードワーク 勝つためのマインド・セッティング
エディー・ジョーンズ
講談社 / 2016-12-02
この本について
仕事でも日常でも、目の前のことで手一杯になって、本来やりたかったことを見失ったり、気付けば守りに入っていたりしませんか。僕自身、リスクを避けて「決まり事をこなすだけ」になってしまう時期がありました。でも、そこから抜け出す時に背中を押してくれたのが、この本でした。 エディー・ジョーンズの言葉は厳しいようでいて、妙に腹落ちします。例えば、準備を徹底すること。努力量の話ではなく、「想定できる限りを洗い出す」という姿勢のことなんだと腑に落ちました。準備が整っていると、不安で頭がいっぱいになる時間が減り、混沌とした状況でも一歩を踏み出しやすくなるんです。また、短所の扱い方も印象的でした。ただの欠点ではなく、条件として受け止めると、意外と使い道が見えてくる。自分を責める時間が減って、行動に向かいやすくなりました。 そして、リーダーシップについての指摘。上から命じるより、シンプルなメッセージを繰り返すほうが、人は動けるようになるという話は、部下でも子どもでも同じだなと感じます。結局、相手を変える前に、自分の伝え方や向き合い方を整えることなんですよね。 「現状を変えたいけど、何から見直せばいいか分からない」という人に、静かに効いてくる一冊だと思います。
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