
課長2.0――リモートワーク時代の新しいマネージャーの思考法
前田 鎌利
ダイヤモンド社 / 2021-09-07
この本について
リモートでチームを見ていると、「この関わり方でいいのか?」と不安になる瞬間が多くないでしょうか。雑談は減るし、メンバーの表情もつかみにくい。気づけば、仕事だけが流れていく感じがして、自分が本当に“マネジメントできているのか”よく分からなくなる。僕自身、まさにそこでもがいていました。 この本が効いたのは、管理職の役割を「自分が動くこと」ではなく、「メンバーが動ける状態をつくること」と捉え直せた点でした。例えば、オンライン飲み会よりオンラインランチのほうが気軽に参加しやすい、という小さな工夫にしても、根底にあるのは“相手の生活・性格を尊重する”という姿勢です。また、毎日の内観を通して、自分の言動を微調整し続けるという考え方も、派手さはないのにじわじわ効きます。さらに、会議でも1on1でも「自分が話す」のではなく、「相手の本音を引き出す」ことを中心に据える視点は、実践したその日から空気が変わりました。 過度なノウハウではなく、現実のマネジメントで起きている細かい躓きに光を当ててくれる一冊です。メンバーとうまく距離がつかめない、リモートでの関係構築に自信がない、そんな管理職やリーダーに特に刺さると思います。
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