
限界を突破する「学ぶ技術」
羽根 拓也
サンマーク出版 / 2004-11-25
この本について
最近、頭では「やるべきこと」が分かっているのに、行動が続かなかったり、気づけば気力がすり減っていたりしませんか。自分でも理由がよく分からないまま、モチベーションの火がついたり消えたりするあの感じ、けっこうしんどいですよね。僕もずっとそこでつまずいていました。 この本がおもしろいのは、「根性を出せ」とかではなく、行動の裏にある“感情の仕組み”をちゃんと扱っているところです。特に、感情に点火される体験を意図的につくる、という考え方はかなり実践的でした。やる気が出ない時って、精神に栄養が足りていないだけかもしれないという視点も、自分の状態を説明してくれる感じがして腑に落ちます。また、アナログな認識をデジタルに変えることで、目標とのギャップが具体化され、やるべき行動が自然と見えてくる点も、日常に落とし込みやすいと思いました。 読んでいて感じたのは、「自分の行動を安定させるには、精神的支柱が必要」という当たり前だけど見落としがちな視点です。これがあるだけで行動がぶれなくなり、人からの助けも自然と集まるという話は、仕事でも人間関係でも実感として分かります。 自分の気力の波に振り回されがちな人、そして「もう少しうまくやれるはずなのに」と感じ続けている人に静かに効いてくる一冊だと思います。
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