
カリスマ体育教師の常勝教育
原田 隆史
日経BP / 2003-10-20
この本について
仕事でも部活でも、つい「目標を立てても続かない」「チームが自走しない」「気持ちの波に振り回される」みたいな悩みにぶつかることがあります。自分も同じで、やる気が続かない日ほど、どう立て直せばいいか分からなくなるんですよね。 この本が面白いのは、精神論ではなく、実際に中学生を常勝チームへ育てた“やり方”がかなり具体的に書かれているところです。たとえば、気持ちを整えるために「いってほしい言葉」「いってほしくない言葉」を自分で整理させる仕組みは、そのまま仕事の本番前にも使えます。嫌な言葉でメンタルが揺れる前に、自分で調整できる形にするんです。また、長期目標を一枚の用紙に落とし込むプロセスも特徴的で、書いて終わりではなく、書き直し続ける前提になっている。これが「目標を現実に紐づける感覚」を鍛えてくれます。 さらに、権限委譲でリーダーを育てたり、先輩が後輩に教える流れをつくったりと、チームが自然と回り始める仕掛けも多いです。トップが細かく管理しなくても、組織の中にノウハウが残り続ける状態をつくる。その地味だけど強い方法論が、一番刺さりました。 自分で自分を立て直したい人、そして「チームの温度を自分ひとりの頑張りに頼らず上げたい」人に向く本です。
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多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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