
タモリ学 タモリにとってタモリとは何か?
戸部田誠(てれびのスキマ)
イースト・プレス / 2022-02-08
この本について
仕事でも日常でも、「自分で決めて動くはずなのに、どこかで正解を探してしまう」ときってありますよね。自由にやれと言われるほど不安になるし、肩書きや役割にしがみついてしまう自分もいる。本当はもっと気楽に生きたいのに、余計な“自分の形”に縛られてしまう感じです。 『タモリ学』を読んでいて刺さるのは、タモリがその不安をごまかさず、かといって大きく乗り越えようともしない姿勢でした。キルケゴールの「自由とは不安である」という言葉を淡々と受け止めつつ、「じゃあ自由を誰かに預けるか?」と問い続ける。その距離感が、無理に前向きにならなくてもいいんだと思わせてくれます。また、タモリが“実存のゼロ地点”と呼ぶ、横軸も縦軸もない素の自分に戻る態度にも救われます。何者かになろうとする前に、余分なものを一度外せばいいという発想は、焦りが少しやわらぎます。 さらに、仕事の話も現実的で、実力が揃う前に大きな仕事が来るという感覚は、多くの人が経験しているはず。そこでひるまずに向き合うタモリの姿勢は、背中を押すというより、「それで普通だよ」と言ってくれている空気に近いです。 自分の輪郭がよくわからなくなったとき、余計な力を抜くヒントがほしい人に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの75%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要






