
部下の行動が1カ月で変わる!「行動コーチング」の教科書
石田 淳
日経BP / 2014-09-20
この本について
部下が動かないときって、「何を言えばいいんだろう」と考えているうちに一日が終わったりしますよね。こちらは努力しているつもりでも、成果につながらない感じがじわっと残る。私もずっとそのループでした。 この本が刺さったのは、「気持ち」ではなく「行動」を軸にするところです。たとえば、やる気を引き出す前に、そもそも“具体的に何をやるのか”を本人と一緒に明らかにしていく姿勢。さらに、決めた行動を“期限内に必ずやる”という関わり方を徹底する点も、耳が痛いけれど効果がある。期限を守れないなら目標設定が間違っていた、と淡々と見直す考え方は、迷いがちな自分にはかなり実用的でした。 もうひとつ大きかったのは、上司自身も自分のコーチングを振り返る流れがはっきり言語化されていることです。「どこがよくて、どこが改善ポイントか」を定期的に確認するだけで、部下の問題だと思っていたものが、実は自分の関わり方で変えられる部分だったと気づける。抽象論ではなく、行動をどう定着させるかを一緒に掘り下げていく感じが、現場でもすぐ使えました。 思考より行動の積み上げでチームを動かしたい人には、かなりしっくりくるはずです。
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