
短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント
石田 淳
ダイヤモンド社 / 2007-09-28
この本について
チームの動きがどうにも噛み合わないとき、「結局みんなやる気の問題なんじゃ…」と考えてしまう瞬間があります。でも実際は、やり方が分からないか、分かっていても続かないか、そのどちらかなんですよね。自分も部下とのやり取りが空回りしていた時期に、この視点を持てていなかったなと胸が痛くなりました。 『短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント』は、そのモヤモヤにかなり現実的に効いてきます。たとえば、行動と結果の因果関係を「ABCモデル」で見直すだけでも、叱っても動かない理由や、逆に小さな達成感が習慣を生む理由がスッと理解できるようになります。また、観察や測定が“ランキング化”ではなく、あくまで行動の変化を追うための道具なんだと腑に落ちると、部下との距離の取り方がだいぶ変わります。さらに、結果が“すぐに確実に返ってくる”状況が行動を生みやすいという「PST」の考え方は、褒め方や任せ方を見直すきっかけになりました。 派手な理論ではないですが、日々のマネジメントで「どう声をかけるか」「どの行動を拾うか」が変わっていきます。目の前の人の行動をどう増やすかに悩んでいる人に、静かに効いてくる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
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