「女性向け風俗」の現場~彼女たちは何を求めているのか?~ (光文社新書)

「女性向け風俗」の現場~彼女たちは何を求めているのか?~ (光文社新書)

柾木 寛

累計読者数3
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star総合評価 37/100
boltライト読書型

この本について

性の話って、誰とどう話せばいいのか分からないまま大人になってしまった人、多い気がします。自分もそうで、「なんとなく分かったつもり」でやり過ごしてきたけど、実際はどこか不安だったり、相手の気持ちを想像しきれなかったりします。しかも多くの人にとって、最初に触れる“情報源”が AV しかないという状況もあって、知らないうちに偏った前提を抱えていたのかもしれません。 この本は、女性向け風俗の現場を通して、いまの社会で性をどう学べるのか、そしてそこで何が欠けているのかを丁寧に描いています。たとえば、体験者のブログにある小さな声や、男性側がどんな誤学習をしやすいのかという点が具体的で、読んでいるうちに「自分が当たり前と思っていたこと、全然当たり前じゃなかったな」と気づかされます。性の技術というより、“どうやって相手といるか”みたいな姿勢の部分がじわっと効いてくる本です。 特に、自分の感覚に自信がないまま、大切な相手とどう向き合えばいいのか迷っている人には刺さると思います。大げさな指南書ではなく、現場のリアルを通して価値観が静かに書き換わっていく感じがあるので、構えずに読めますし、自分の中の思い込みをそっと見直したいときに向いています。

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