
お嬢さまことば速修講座 改訂版
加藤ゑみ子
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2017-06-22
この本について
日常のちょっとした場面で、「すみません」ばかり言ってしまうことってありませんか。悪気はないのに、自分でも雑に聞こえるな…と後から気になったり、人との距離感をうまく取れないまま会話が終わってしまったり。僕も仕事の場で、言葉づかいひとつで空気が変わるのを何度も味わってきました。 この本がおもしろいのは、単に“上品な言い回しを覚える本”ではなく、言葉の選び方で人との関係性や立ち位置まで調整できる、そんな発見があるところです。たとえば、「すみません」を封印して「恐れ入ります」に置き換えるだけで、相手への敬意が自然と滲み出ること。質問にすぐ答えず、二秒ほど間を置くことで、余裕も丁寧さもつくれること。どちらも現実の場面に落とし込むと、想像以上に効果がありました。自分を偽るというより、“言葉を選ぶ遊び”に近い感覚です。 丁寧すぎる言葉なんて、と思う人ほど、この本の“ゲームとして楽しむ”姿勢はしっくりくるかもしれません。全部を完璧に守る必要はなくて、気になるところだけ借りてみると、会話の質が少しだけ整う。そのくらいの距離感で読むのがちょうどいい本です。 仕事でも日常でも、もう少し落ち着いて話したい、あるいは自分の印象をそっと変えたい…そんな人に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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