
投資で利益を出している人たちが大事にしている 45の教え (日本経済新聞出版)
市川雄一郎、グローバルファイナンシャルスクール
日経BP / 2021-06-16
この本について
投資について勉強していると、「結局どのタイミングで買えばいいのか」「知識を入れても現場で迷うのはなぜなんだろう」といったモヤモヤが、いつまで経っても消えなかったりします。数字を追うほど不安になって、逆に何も動けなくなる感じ、僕もずっとありました。 この本が面白いのは、テクニックより前に“投資の土台のつくり方”を丁寧に言語化してくれているところです。株価の上下に振り回されるのではなく、「自分が何を条件として投資するのか」を先に決めてしまう。好きな商品でもいいし、社長の理念でもいい。そこが定まると、買い時や売り時の判断が思っていた以上にシンプルになります。また、オーナー社長の考え方を調べる視点や、企業の利益そのものを見る姿勢など、定性と定量のあいだをどう行き来するかの“具体的な行動”が示されているのがありがたいところでした。 もうひとつ刺さったのは、「大量インプット」と「毎日触れ続けること」。投資は休むと勘が鈍る、という感覚は、僕自身かなり思い当たるものがあります。だからといって根性論ではなく、ただ静かに積み重ねようと促してくれる温度感がちょうどいい。 何となく投資本を読んでも腑に落ちなかった人や、感情に振り回される自分に疲れている人には、特にしっくりくると思います。自分なりの“投資の軸”を持ちたい時の一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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