
東大式時間術 (扶桑社BOOKS)
布施川 天馬
扶桑社 / 2021-07-02
この本について
時間術の本って、読んでも「結局、続かないんだよな…」というモヤモヤが残ることが多いと思います。スケジュールを細かく決めても、その通りに動けない自分に落ち込んだり、休む時間の使い方すらよく分からなくなったり。僕自身、時間管理そのものよりも「時間に振り回されてる感じ」のほうがしんどかったタイプです。 『東大式時間術』が面白いのは、時間の配分より先に「そもそも自分はいま何をしたい(すべき)状態なのか」をはっきりさせるところから入っている点です。抜粋にもある通り、朝活だろうが夜のルーティンだろうが、型を真似しても意図がなければ意味がない。やることに迷わない状態までタスクを分割する話や、休憩は精神的リフレッシュではなく身体の回復に振るという割り切りも、日常の小さな選択をラクにする視点としてすごく実用的でした。特に「いまは作業すべきか、休むべきか」を迷いがちな人には、かなり刺さると思います。 結局のところ、この本がくれたのは「時間の管理」ではなく「自分の状態の管理」に近い感覚でした。特撮ヒーローみたいに変身はできなくても、気分のスイッチは後付けできるという話も、肩の力が抜けてよかったです。タスクに追われているのに、何から手をつければいいのか分からない人や、休んでいるはずなのに休まった気がしない人には、ちょうどいい本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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